フェルガードの販売中止について(承前)

フェルガードが突然販売中止になったことについて、先に記事を書いた時点ではよく調べ切っておらずグロービア社の「諸般の事情」を販売戦略かと推測していた。これは誤り。

フェルガードの主成分であるフェルラ酸についてはサイジェニック社と翰林大学生薬研究所による臨床治験の実施を含む地道な研究が重ねられてきており、その研究に基づいてサイジェニック社の「ANM176」という商品が特許を有していたそうだ。その後グロービア社がフェルラ酸を使用したフェルガードを特許を侵害する形で販売し続けたため、サイジェニック社はグロービア社に対して「フェルガード」販売差し止めの請求を2012年8月に東京知財裁判所に申し立てたのだそうだ。→サイジェニック社による記事

グロービア社は残念なことにこの件に関して何も言及していないが、これが販売中止の原因なのだろうか。販売会社もこの事情に触れているところがある。→ここなど

まだ結審していない案件ではあり軽々にコメントはできないが、フェルガードの販売中止は認知症患者と介護家族にとってはたいへんな不幸である。特許権を侵害したとされるフェルガードのフェルラ酸とガーデンアンゼリカ抽出物のオリジナルの配合は、陽性症状を抑える点において優れたものであったのだから。早く解決が図られることを望む。

追記
4月16日に東京地裁でグロービア社の勝訴という判決が出た。→記事


[PR]
by e3ei | 2014-03-22 23:58 | 親 Eltern | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://blueten.exblog.jp/tb/20493354
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 鯵の開きと、春野菜のソテー、そ... 豚肉と絹揚げ、白菜のポン酢柚子... >>